忍者ブログ
詩メインでのSHIMOの活動場所です。癒しがテーマ。ごゆっくりどうぞ・・。
  カウンター
  カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
  プロフィール
HN:
SHIMO
性別:
女性
  最新コメント
[10/04 はすきぃ]
[09/17 SHIMO]
[09/16 はすきぃ]
[08/28 SHIMO]
[08/27 はすきぃ]
  最新トラックバック
  ブログ内検索
  バーコード
[13] [12] [11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3]
2024/04/26 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007/06/25 (Mon)
お待たせしました。久々のアップです。初のツバサ黒ファイ小説です。

庭には色とりどりの紫陽花が咲いている。花を静かに濡らしているように降る雨・・

「やまないねぇ、・・雨」
「梅雨だからな。仕方ねえだろ」
今、いる世界は黒鋼のいた日本国と似ている。
ゴロゴロゴロ・・
「あ。またきた」
雷が鳴っているせいで外出も出来ずにいる。
「しかし蒸し暑いねぇ~」
ファイがシャツをパタパタとしている。
「夜の雨って風情があるね~」
「どこで覚えたんだ?風情なんて言葉」
「えへへ~ひみつ~」
いつもの胡散臭い笑顔でウィンクをする魔術師。
「黒たんは雨キライなんだよねぇ?」
「ん?ああー・・」
高麗国での秘妖との戦いでそんな事を言ったような気がした。
「ふふ~秘妖さんのちゅう。思い出した~?」
「うるせえ」
「なんで雨、キライなの?」
「・・外には出れねえし、うっとおしいだけだからだ。お前みたいにな」
いつものように少し毒づく。コイツにはそんなの通じないのは分かっているけれど
きっと『黒りんひどい~』とか返してくるだけだろう。
「・・オレは・・雨、好きかなあ」
「なんでだ?」
「だってオレたちが出会った時も降ってたじゃない?雨」
窓際にいたそいつの体が消えるように光ったかのように一瞬・・見えた。
ピシャーン!!・・ゴロゴロ・・
「あ。どっかに落ちたみたいだねぇ」
子供のように意味もなくはしゃぐファイ。
その時フッと部屋が暗くなった。
「あ、停電・・」


続きを書くと18禁になっていきそうなのでここでヤメておきます。(笑)
あとは皆さんご自由に妄想しちゃって下さいね。
PR
この記事にコメントする
name*
title*
color*
mail*
URL*
comment*
password* Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ [PR]

* ILLUSTRATION BY nyao *